エリタデニン
数多くの食用きのこのなかで、シイタケとマッシュルームだけが
持つエリタデニンという成分があります。
エリタデニンは、コレステロールを包み込んでいる血漿(けっしょう)
の脂肪酸を変化させます。
これにより、コレステロールが肝臓などに取り込まれやすくなり、
血中コレステロール濃度が低下すると考えられています。
血中コレステロール低下は、動脈硬化の予防になります。
また、エリタデニンには血中コレステロール低下のほかにも
働きがあると考えています。
まず、動脈硬化を引き起こす危険があると言われるホモシステイン
を抑制します。
また、血液を固まらせる働きをもつプロスタグランジンを作るアラ
キドン酸の生成を抑えるため、血液が固まりにくくなります。
これらの働きにより、エリタデニンは動脈硬化の危険性を下げると
考えられています。
なお、マッシュルームに含まれるエリタデニンは、シイタケの70〜
100分の1程度と非常に少ないので、シイタケ特有の成分とも
言われています。